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定年後は忙しい

強い男の筈だった!!

 3週間前左耳が痒い、蚊に刺されたのであれば1日、ダニなら3日で痒みもなくなる、と放っておいた。5日目まだ痒い、更に首の今度は右側が痒くなった。鏡を見る、耳は変化なし、というか、よく見えないのです。首も500円硬貨くらいの範囲が少し赤くなっているのは分かる。でも、よく見えないのです。少しおかしいなと思いながら、あせも・かゆみ・皮膚炎用のベンソールAを塗る、かゆみは消えた。更に2日が経った。左腕に赤い斑点が6個U字型に現れた。ダニが一度にこんなに噛むのだろうか。と思いつつベンソールAを塗ってかゆみを消した。次の日、腕の痒みは増し更に水疱が出来ている。ここに来てようやく気付く、かぶれている。この春、ツタウルシに勝った強い男の筈だった。中部にツタウルシ以上の毒性の強い木は存在しない、で、もう負けることはないと思って最近は危ない木に注意を払わなくなっていたのです。何処でかぶれた。今までかぶれたことがないので、最近初めて行ったところでかぶれたと予想し、必死に思い出す。耳が痒くなる前、今まで行ったことのないところに行ったのは。あった。川鵜のねぐら探しで山の斜面を下りている。何処に道を作ろうかと、斜面のあちこちを歩き回っていた。ツタウルシと戦った時には、顔には目出し帽を被せ更にキャップ帽を被り迷彩服上下に手袋をはめていた。目は出ていたもののめがねを掛けている。で、皮膚が露出しているところは全くなかった。今回は、あまりに暑くて、手袋はしていたものの長袖をまくり上げ、いつもはしっかり締めている襟のボタンも外して開襟シャツ状態で歩き回っていた。挙げ句にそこには3回も行って歩き回っている。
 確認に行く、道から斜面に入ろうとすると至る処に庭漆の木がある。2から3メートルの高さで葉を沢山付けている。庭漆は無毒の筈、よく見るとその後ろにハゼの木がある。

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しまった混生している。が、ハゼの木の方が遙かに少ない、今まで負けたことはないが、斜面の下から上に向かって生えているので斜面を下る際、その葉っぱを手で押しのけながら降りていた。直接葉に触れると負けるのかも知れない、暑さで体力が落ちて負けたのかも知れないが、検証する気にはなれない。庭漆と思ってぞんざいに扱っていた木が、実はハゼの木だったのかも知れない、正確に区別をつけられる知識がないのです。
 困ったのは人と会う約束が数日後に迫ってきた。手は長袖で隠せるが、首筋の赤い腫れが隠せない、痒みはないものの範囲も最初よりかなり広くなっている。ネットでは、毒のウルシオールは油性なので水で洗うと広がってしまう、お湯だと汗腺が開いて重症化するとある。これは正しいと思う。最初にシャワーを浴びている、で、かぶれの範囲が広がったようなのです。最初に外側から石けんの泡を被せて泡に吸収させながら水で洗い流すとある。今度からはそうしようと思う。この暑い夏に詰襟の服を着るわけにもいかず、病院に行こうと考えても既に盆休み、頼りはネット、探しまくる、で、見付けた。ヒマシ油なるもの、薬局に行く、2店目でようやく値札を見付けた。が、商品がない。店員さんに売り切れですと宣告された。他の店に行く気も起きず、店員さんにお願いする。ヒマシ油の入った化粧水を探して下さい。化粧水の成分はあまりに多種でボトルの記載が非常に小さい字で私には読めないのです。で、3種類の化粧水が見付かった。買ったのは、専科のパーフェクトエッセンスシルキーモイスチャー。塗ってみる、ベンソールAは痒みを一時的に消すもすぐに痒みが戻ってきた。専科の方が、痒みは早く収まり、持続時間も長い。効き目はあるようです。
 漆にかぶれても死ぬことはない、掻かなければ早く治る。が、掻いてしまう、注意していても寝ているうちに掻いてしまう。爪を暇さえあれば切って丸く研いでいた。朝起きるとかさぶたが出来ているので引っ掻いたと分かる。引っ掻いて治療期間が長引くことは防げない。が、時間が経てば自然に治癒するところが強みなのです。パーフェクトエッセンスシルキーモイスチャーを塗り始めて4日、水泡が枯れてきた、痒くなる度に塗る、すぐに痒みが消える。結構重宝している。
 また切られた。猪が掛かっている。遠くから見て刺激しないように引き返す。ジビエさん需要があるとのこと、時間もあったので呼んだ。山の上、車をなんとか近くまで登らせて、止め刺しの開始。ジビエさんに渡す猪君は休ませておいて興奮する前に止め刺しを行う。銃を構えて木陰から出る、え、猪君予想より遠くからこちらを見ている。反対方向に走り始めた。ワイヤー君早く止めて、と思うも尻尾を左右に振りながら、そのまま林に消えていく。足を切っていた。逃げる猪君、尻尾を左右に振りながら逃げていく、何時もその姿が嬉しそうに見えるのはなぜだろう。最初は愛嬌があっていいな。と思っていた。何度も逃げられて、今はもっと真剣に逃げろよ。と思っている。この次は、お尻に一発お見舞してやろうとも思っている。
 この罠の近くでカメラに写る猪君はこの2匹。中型と小型。
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で、掛かったのは、どちらかの猪君。以後全く姿を見せない。此処に残るのは白雪姫一家のみ。元気な姿が映っている。

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脇道をどんなに塞いでも、罠の上は通らない。で、先日罠3個を元の罠を囲むように三角形に設置して、魔のトライアングルで囲っている。でも罠は通らない。雨が降らないので罠の臭いが消えないのだろうと思う。近くの沢の水を汲んで罠に掛けて臭いを消そうと思う、効果が出るかは分からない。
 ゴルフでの飛距離は30年前の距離にまで戻せた、ヨガで30年前の体に匹敵するまでに柔らかくなった効果です。猪狩りで猪君との知恵比べに勝つために、成長ホルモン分泌効果を得ようと8時間睡眠を実戦して頭の回転はスムーズでもやもや感は無くなり、意識はすっきりしている。視力回復トレーニングで落ちつつあった視力も少し回復し以前より見えるようになった。ゴルフも猪駆除も川鵜駆除も結果が数字にはっきり出るのです。数字の低下で体が錆び始めたことが目に見える形で表されるのです。一時、高齢者だからと諦めかけていた時もありましたが、少しでも数字を良くしようと今は努力を惜しまない。高齢者には努力の結果が数字で表れるものが必要なのだと思え始めた。さあ、次は何をしよう。 


# by fusco179 | 2018-08-17 23:12 | エアーライフル | Comments(0)

白雪姫と抜けられてしまいました、です。

 最近になって駆除に入った新しい場所、竹藪がメインで獣道らしきものがあっても使われているのか、古いものなのかが全く判断できない。本当に竹藪って奴は私の気まぐれ気分と一緒で始末に悪い。畑の被害は続いている。足跡は1匹分。で、追跡した。ようやく竹藪の中に生足のある獣道を見付けて、その先に罠1個と自動撮影カメラを設置した。畑を荒らす猪君が1匹写れば上出来と考えていた。が、な、なんと、予想に反して設置したその翌日には親子の群れが写り込んでいた。
 母猪君、左右に頭を振って臭いを嗅いで危険はないか警戒しながら歩いている。
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その後ろを随分遅れてうり坊が、1匹2匹、え、ええ、5匹、6匹、7匹ですか。
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初めて白雪姫と7人のこびとならぬ7匹のうり坊を見た。
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私の短い経験の中で撮影されたうり坊の最高数は5匹、この5匹の母親は箱罠に全く近づかなくてすこぶる警戒心が強かった。で、5匹のうり坊を外敵から守ることが出来たのだろうと感心していた。7匹ものうり坊に驚いてすぐに獣医さんに相談に行った。返答1、餌が豊富。確かに廻りは電柵もメッシュ柵もない畑ばかりで、時間制限無しの食べ放題状態。返答2,母親の警戒心より、うり坊を襲う狐などがいないから生き残れている、だった。ということは、ここでは雌1匹に対して毎年7匹ペースで数が増えていくということ。これは大変なことなのです。この群れは罠のある獣道を通らなかった。母猪が私の臭いのないところを選んで通っていたのでしょう。で、本来の獣道から外れた辺りに、落ち枝を沢山拾って積み上げて通れなくしておいた。
 2日後のこと、罠に異常はない。カメラを確認すると、ウヒャーーーー。と自分の声とも思えない声が喉の奧から飛び出した。落ち枝の効果もあって誘導したとおりに獣道を進む若い猪君。
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罠に向かって突き進む。罠は、黄色○、黄緑色矢印が跨ぎ棒、ここの標的は、右から左に通る若い猪君と想定していて跨ぎ棒は右側に1本だけで十分だと思っていたのです。
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罠直前、臭いを嗅ぐのかと思っていたら、な、なんと、止まらないで、そのまますたこらさっさと通り抜ける。
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狙いの右前足は罠の横。左前足は罠の上を跨いでしまう。
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頼みの綱の後ろ左足も罠を跨いでいる。で、罠の上を通り抜けられてしまったのです。右側からだと誘導用の小枝を何本か刺して罠を踏みやすいようにしていました。畑を荒らした猪君の、山に帰った足取りを追跡して見付けた獣道だったことから、同じ道を辿って山に帰ると信じ切っていたので、標的の畑を荒らす猪君の捕獲だけを考えて、上から下りてくる猪君の捕獲を蔑ろにしてしまったのです。迂闊でした。跨ぎ棒1本でも掛かると安易に考えていたのです、やはり跨ぎ棒は最低2本、左右どちらから来てもいいように、V字に置いておかなきゃいけないようです。早く獲っての叱咤の声が頭の中を駈け巡る。ああー。
 気を取り直しての川鵜撃ち。何時行っても川にいるのは、この4羽だけ、
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何度か追跡してみたのですが北東方向の山を超えた辺りで見失う。その周辺の溜め池を探してみるも、寝屋を未だに見付けられないでいるのです。かなり遠くから来ているのかも知れない。くくり罠の見廻り途中に見付けてバイクを止めた。銃はない。だいたい1km位の範囲にいる、今日は丁度真ん中辺りになる。県道を隔てて距離200ヤードから写真を1枚、次の瞬間飛び始めた。バイクを止めたところは、土手道から降りる下り坂の途中、土手の上には頭しか出ていない。そこで小さなカメラを向けただけなのに、ただそれだけでも、キョロキョロそわそわ、そうして逃げ出した。本当に警戒心が強くなってしまった。
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慌てて撮影、
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何時も通りに下流の北方向に飛ぶ、その後上昇して北東の山の陰へと消えていく。この4羽を川で撃つのは不可能に近い、寝屋を探す以外に駆除の道はないと思われる。北東の山の頂上に展望台がある、そこで夕方帰る所を待ち伏せて寝屋の方向を確かめる価値はあると思う。が、他の川鵜が帰るのは、最近では午後6時を過ぎる、この4羽は午後6時前に寝屋に飛び立つ。やはり寝屋が遠い気もする。気まぐれ高齢者、忘れ去る前に実行に移さなくては、と考えている。が、山の展望台に張り込むということは、蚊の餌食になりに行くということなのです。首から電池式の蚊取り器をぶら下げ、殺虫スプレーを持っていても必ず何処かは刺されてしまう。山に火の気は持ち込まない、高齢者、何処でミスって山火事を起こすか分からない、で、火の気を持ち込まなければ起こりえないので蚊取り線香は使えない。そういえば何時購入したか覚えていない防虫スプレーがあった。効くかどうか試してみる価値はある。若かりし頃、高齢者が期限切れのものを使うところを見て、新しく買えばいいのにと思っていた。年寄り臭いとも思っていた。今は全然平気なのです。何度も購入して使っていて、その効果と使用法を熟知できたからなのです。若くて経験がなければ新品でなくては不安になります。経験で効力を見極めることが出来るようになった高齢者に使用期限は参考程度なのです。すでに何時壊れても不思議ではないものばかりに囲まれていて、壊れたときの対処方法もだいたい決めているのです。特に危ないのは13年目の車と20年以上何年使っているか分からないクーラーです。暑い夏で酷使している。頑張ってとエールを送り続けているが、いつまでもつことやら。電気屋さん、今クーラーを壊したら1週間はクーラーのない生活になりますよ。と言っている。この夏、クーラーのない生活は考えられない。電気屋に問い合わせたことをクーラーに知られない様に頑張っている。
 今月罠に掛かった猪君は5匹、生きていたのは1匹で、2匹は死に、残り2匹は足を切っていた。ステンワイヤーは本当に切れない、が、足を切られては為す術がない。足を切るまでの期間は2日程度と今月はとっても短い。大きな木に囲まれた森の奥深くの猪君は大きなサークルを残していたが、直射日光を浴びる所の罠の猪君は全くサークルを作っていなかった。猪君すこぶる暑さには弱いようだ。で、見廻りの間隔を短くしようと努力はしているのですが、色々なセンサーが故障していて、頭と体が一致しない高齢者、頭がいくら命令しても体がまったく動こうとしないのです。本当に高齢者って奴は扱いにくい。






# by fusco179 | 2018-07-31 22:45 | | Comments(0)

熱い!

 兎に角暑くて見廻りもおざなりになる。そんなこんなで見廻りが中3日開いた、で、事件は起きた。そこは、去年若い猪君が足を切って逃げた場所、春になって農家の方から頻繁に畑の横を掘られる、と電話があった。関所罠が1個設置してある。1年近く経つがそれまで頻繁に通っていた猪君、全く通らない。道を挟んだ反対側から入ってくる猪君をものの見事に防いでいる。で、足跡を探す、親子連れのようだ、子供の数は判然としない。畑の柔らかい土を本当に広い範囲で掘りかえしている。農家の方、此処が1回目、此処は2回目・・4回目と畑を指さし、なんとかならない。と強い口調。必死に獣道を探す。で、獣道2本を発見、良く通っている方に罠を1個仕掛ける。回避された。その罠は残し、罠を避けて通ったところにもう1個追加した。その日以来、獣道から足跡が消えた。新たな獣道も作られなかった。で、スイカの収穫が終われば獲れなくても目的の半分は達成になる、それまで出没させなければいい、と高を括っていた。が、ものの見事に掘りかえされた。被害が出なかったのが不幸中の幸いだった。下の道から上がる所には、関所罠。竹藪から畑横の杉林に入るには、2個の罠をくぐらなくてはならない。が、全ての罠を回避した上に何処にも足跡を残していない。どこから来た?不思議なことに杉林と畑が接している20m位の法面にだけ無数の足跡が残されていた。重なっているところはない。群れはバラバラに分かれて入り、同じ所を通らないで帰っていた。膝の高さまで茂った法面の草も葉の何枚かがひっくり返っているだけで、倒された草も無く何処を通ったのか皆目分からない。一筋縄ではいかない難しい相手のようだ。草地を荒らさないように草を掻き分け慎重に足を下ろす場所を決める。草の下の軟らかな土に母猪の足跡を発見、出て行った足跡ではなく、入ってきた足跡を辿って、最初の杉の木を根付けにして罠を設置した。獣道と呼べるようなものではない、ただ一度だけ母猪が通ったところ。慎重な相手だけに進入コースを変えて入ってくるが何度目かには同じ所を通るはず、狙うのは母猪、で母猪の足跡に仕掛けたのです。罠を仕掛けると、来た時に付けた自分の足跡に足を重ねて畑に戻る。畑から見下ろしても葉っぱの広い草が生い茂っているだけで罠が何処にあるのかさえ分からない。一辺が50mの正方形の杉林、各辺を守るかのように辺の中央に罠が1個設置され、50m四方に計4個になった、どこから入ろうとしても罠がある。
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赤色矢印が最後に仕掛けた勝負罠で、その先に畑があるのです。猪君画面の手前から奧の畑に向かいます。黄色矢印の先に罠が仕掛けてあり、鹿2匹が掛かりました。この魔の正方形に入ろうとする普通レベルの獣君は間違いなく罠の餌食になるのです。
 丁度農家の方が通りかかった。此処に罠を追加しました、見といてください。どこ?あの杉に巻いてある赤いテープの下です。分からん、それより獲れそう?難しいです。その会話の日から2週間。先週の日曜日の見廻り。斜面の一番下にある関所罠に深くえぐった猪の足跡、罠直前で急ブレーキを掛け引き返している。入ろうとしたのではなく、杉林から出ようとしたようだ。猪君動けば罠に掛かる。で、関所罠の上にある最後に仕掛けた神頼みの罠に期待がふくらむ。斜面を駆け上がる、草が倒されている、土が剥き出しになっている。心が騒ぐ、慎重に近づく。ワイヤーが2本の杉に引き回されて、まるで吊り橋のようになっている。その吊り橋に何度もワイヤーが巻き付いて切れかかっている。朝顔の蔓のようにばらけたステンレスワイヤーの切れ端が空中をさまよっている。切られたか!近づくと杉の木に巻き付いたバネの先に足が付いていた。最後は足を切って逃げていた。急斜面を駆け上がったせいか、逃げられたためか、鼓動を強く打ち始めた心臓が急に重くなって放心状態。我に返りよく見てみると、この猪君軟らかい土なのにほとんどサークルを作っていない。掘らないで走り回っている。若い猪君がよくやることなのですが、足はかなり大きく母猪のもの。ちょっと不思議な気がする。どうも1日で足を切っているのです。褒めたくなるような意志の強さです。罠を見破って足跡を残さないで回避するやり方や、道を固定しないで進入するしたたかさといい、罠を知り尽くしているのです。で、ふと頭に浮かんだことが、此奴去年此処で足を切って逃げた猪君ではないかと。そうであって欲しいと。でも、前足が2本とも無くなっても生きていけるのだろうか?あまりに興奮しすぎてこんな大切な事件の記録を撮影し忘れてしまった。あれもこれも熱さの所為だと思いたい。
  珍客が現れた。ふと見上げるとフロントガラスにへばりついている。
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何だろう。車の中は何時住み着いたのか名前の分からない虫とどうやって入ったのか分からない枯葉だらけなのです。しばらくすると宙に浮いた。
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しばらく立ち止まった後、車の何処かにすたすたと歩いていった。沢山現れるので、車を止めて追い出す気にもならない、何匹飼っているのだろうか。?
 またまたレスキューです。いつもの見廻り道を進む。うん、何かおかしい。道を間違えたか?が、見慣れた風景が続いている。何だろう。
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そのまま突き進む。
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不思議な気持ちになった原因が判明した。笹藪が大雨で崩れて道を塞いでいた。道が無くなっていることに直前まで気がつかなかったのです。左の柿畑を通れないことはないが、E-4WDではちと不安、安全策をとってバックした。100mほど後退してUターン。変な音がする、ハンドルを切っているのにUターン出来ない、なぜ?。車を降りて唖然。左前輪タイヤがホイールから外れてぺっしゃんこ。
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何が起きているのか全く分からない。分かっていることはすぐに日が暮れるということ。慌ててレスキュー要請です。1時間で到着、助けに来てくれた相手に感謝より先に高齢者らしく愚痴をこぼす。スペアータイヤがあればレスキューを要請しなくても良かったのに。すぐに返答が帰ってきた。最近の車には載せてないのです。このキューブも最近の車ということでまだ現役バリバリですよ。勝手に車を自分に置き換えて、不満たらたらからご機嫌天国へ急上昇。高齢者はやっぱり単純なのです。
 レスキューを待つ間、散策してみた。
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この道は昭和初期まではメインストリート、車はまだ珍しい時代。この道をまっすぐに歩いて行くと鳥取市に出るのです。
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草刈りをすればまだ使えそうな気がする。道は必ず2mほど掘り下げられているのです。理由は冬になって分かったのですが、雪が降り積もり山が白色一色になって、目印になるものもなく方向が分からなくなっても雪に残されたへこみで道が見付けられ山の中で迷わなくてすむのです。で、またやってしまった。道の上から道の法面を駆け下りて山賊になった気分。男って奴は幾つになっても子供から脱皮できないようだ。タイヤに傷はなくバルブが飛んだようです。最近のバルブは弱くなったとのことでした。早めの交換が必要なようです。それより半年に1回のレスキュー要請、レスキュー保険要注意人物に指定されていないのだろうか。保険の更新が心配だ。
 本当にぶるっと震えた。木がガサガサと揺れている。久しぶりに掛かった。目を凝らす、大きくはない、小さな猪君が見えた。で、車を草地に入れて銃を出して、1発で片を付ける軽い気持ちで近づいた。
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撃つ前に撮影しようとカメラを構えた瞬間、ドーンと強烈に突っ込まれた。その勢いのすごいこと、ブチッという足の切れる音と共に跳ね飛ばされた自分の姿が脳裏に浮かぶ。2歩下がって木の陰に避難。突進は止まない。何度も突っ込んでは、宙を舞ってひっくり返る。木が生い茂って足許を隠しているのでワイヤーの掛かり具合が確認できない。次の突進で切れるか、その次か、とても気が気でない。撮影もそこそこに銃を構える、瞬時に弾倉にある4発全弾を撃ち尽くしてしまった。40kg位の雌、サークルも掘った後もない、罠に掛かった直後だったのかも知れない。で、すこぶる元気で、小さいくせに突進力はすごかった。銃を持つ前は、こんな相手にバット1本で向かっていったのかと思うと、心が震える。遠い過去の古びた記憶にしか思えない。今回は、銃があるのに恐怖に体が震えた。これは武者震いだよ、と頭が心に言い聞かす。心が問い返す。ほんとに?
 先日の大雨で天神川の河口の中州が消えた。
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そこにいた川鵜も一緒に消えてしまった。一時少し上流に留まっていたのですが、そこにもいなくなってしまった。
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更に上流を探す、左岸右岸と探すも見付けられない。小さな橋を渡った。橋の中央で発見。橋の上でしか見えない中州に鴨に紛れて隠れていた。さっすが川鵜君と感心してしまった。
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右岸からは撃てない、左岸は、
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銃撃用の道を作るのは命がけになりそうな雰囲気、気温が35度を越す毎日ではとっても作れない。諦めていつもの溜め池を廻るが1羽もいない、何処に行ってしまったのだろう。見捨てられたコロニーに行ってみた。やはりいない。帰ろうとしたその矢先、グウォ、グウォホーウォーホーと大きな川鵜の声が響き渡った。慌てて引き返す、たいてはすぐに声は聞こえなくなる、大慌てで双眼鏡をのぞき込む、何処だ何処にいる。グウァホー。また聞こえた。いたー。
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葉の落ちた木の上に2羽。盛んに頭をこすり合わせて溜め池の隅々にまで響き渡るような大声で鳴き続けている。川鵜は飛ぶことがとっても下手なので羽を広げての求愛中に落っこちたら大惨事になるのかもしれない。で、頭だけをこすりつけての求愛になったのでしょうか。この溜め池に少なくとも1個の巣が出来る。何処に作るのか分からないので、探す手だては見張りに立つ雄のフンの跡、緑色のカーテンに付いた白色の染みを探すことになる。早く作って、待ってますよー。



# by fusco179 | 2018-07-22 23:06 | | Comments(0)

レーザー距離計の違い

 レザー距離計を買い替えた。買ったのはニコンのCOOLSHOT40。
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以前はサンコーのPowerLine660を使っていた。
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ニコンは十字も表示数字も線が太くて色も真っ黒で高齢者にはとっても見やすい。サンコーは線が細くて色も灰色っぽくて目を見開いて注視しないと見えなかった。使っている内に薄くなったのか買った当初から薄かったのかは良く覚えていない。ニコンは一番手前の目標物までの距離だけを表示するので、瞬時に距離が出る。標的との間に障害物がなければとっても正確な距離が表示されている。レーザーが強いのか池に浮かんでいる川鵜君も計測できるようになった。これは便利だ。サンコーは、2,3個距離を表示するので、何回か計測してから距離を決めていたので少し時間が掛かっていた。近所の遠い家や近くの家の壁を何度も計測してみたが、どちらの距離計も同じ距離を表示し誤差はほとんどでなかった。出ても0.5ヤードで距離の計測に差はないようです。レンズの明るさも違っていてニコンは明るくてとっても見やすい、残念なサンコーさんピントが甘くてはっきり見えないのです。サンコーさんは目の良い若い人向きなようです。
 先日、山の中腹から眼下に見える溜め池近くの枝に留っている川鵜を狙った。ニコン40は92ヤードと表示。で、撃った。銃も木に上手く固定できて、外れるとは微塵も思っていない。同じ場所で撃つ100ヤードの水平撃ち、今年20羽近くを落としている。最初は1羽、2羽と数えていた、10羽を超えてからは数えていない。風の強い日に1羽外しただけで当たる確率は100パーセントに近い。いつものようにきらきらと光りながら弾が飛んでいく、スコープから目を離さない、既に川鵜が転がるように水面に落ちる姿が頭に浮かんでいる、チッと森が舌打ちをした。川鵜の上の木の葉が揺れた。かなり上に当たっている。なぜ、もう一度距離を測る。同じ92ヤードだ。スコープも90ヤードに調整されていてミスは見付からない。考えられる問題は1つ。上向きや下向きで撃つと照準より上に当たると聞いてはいるが深く考えたことがなかった。次のチャンスはすぐにやってきた。同じ所に留っている。距離90ヤードで照準を合わせる。先日、揺れた木の葉の位置を見る。0イン80ヤードに調整したスコープの十字がそこにあった。え、ええ。80ヤードで撃つの??私が良く行くゴルフ場のショートホール、距離180ヤードを30ヤード縮めた150ヤード飛ぶクラブで打つ。グリーンは足許のかなり下に見える、吸い込まれそうだ。角度を測ったことはない。が、感覚的には同じくらい下向きの角度で撃つことになる。ゴルフボールもペレットも放物線を描いて飛ぶので原理は同じと思っている。10ヤード距離を縮めた80ヤードで狙う。川鵜君に十字を合わせる。まだ当たるとは信じていない。パシューン。ボンー。ど真ん中に命中です。すぐにデータ帳に書き込む。角度概ね30度、距離90は10ヤード縮める。データ帳は数字で既に一杯になっている。問題は、その数字の意味の解析を書いた本人が出来ないことで、このデーターもすぐに埋もれてしまうと思われる。問題と言えば大事件が起きた。
 鹿を撃つ、正確に撃ちたくて距離を測る。え、ええ。ニコン40、5ヤードが計れない。サンコーは5ヤードから計れる。目測で撃った。サンコーは5ヤードから計れ角度も測れる。ニコン40は、見やすくて距離計測が早く出来て、水面の川鵜も計れる。フィールドに両方持って出ていれば完璧なのです。が、銃ケースが重くなる。うーん。
 東部で実施された川鵜の一斉駆除の影響があるかの調査をした。今年はアユの遡上が少なかったようで、6月には河口に川鵜君の姿は全く見られなくなっていた。が、その日は12羽いた。何時もと違う。普段使わない中州にいる。
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どちら側の岸から撃っても170ヤードを超える、手も足も出ない。とってもくやしい。
 翌日上流を探す。発見、普段から川鵜君が見られるところですが、居る場所が今までと違っているのです。今までと違うと、そこに行くまでの道が出来ていないのです。6月だと草の茂り方も根性が入っていて簡単には通れないのです。私は草刈り機を持っていないので鎌と小さな鋸だけで岸辺まで私専用の獣道を数時間掛けて作っています。その道を通って1羽でも落とせれば満足なのですが、作った途端に川鵜君が消えることも多くあるのです。今までと違ったその場所の少し上流に私の獣道がある。それを使って川に出た。銃を川に落とさないように、滑って転ばないように注意しながら浅瀬を100mほど下ってようやく川鵜君の近くに到着。まだ川鵜君は見えない。岸に上がり岸辺のブッシュの中を迷彩服、迷彩帽、迷彩目出し帽で近づく。決して早くは動かない。
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嘗て堰堤の横を、これだけ大きな水の流れ落ちる音があれば気付かれないだろう。と勝手に考えて、すたすたと歩いて近づき逃げられた。10倍早い耳を持っていてせせらぎの水音のすき間に私が出す音を聞き分けられるのだそうです。音は聞かれてしまう、ならば、その音が人間の音と分からなければいいのです。風が吹いている。その風が起こす音に合わせたつもり。私は石ころと心でつぶやく、石ころの上を歩く、ゴトッと結構大きな音がした。暫く立ち止まって石になる。私は柳、風で揺れる柳のリズムに合わせて体を左右に揺らせながらゆっくり通り抜ける。イテテ。天敵の野バラの登場。戦っている暇はない、方向を変える。今度はススキ、ガサガサと此奴が一番大きな音を出す。大きな音が出ると早く通り抜けたくなってしまう。が、此処までの道のりの苦労を考えて、一気に通り抜けようとする短気を必死に押さえ込んだ。初めての場所で撃つ時は、逃げられるかもという不安に何時も血圧が上がり鼓動が早くなる。一度駆除に成功すると、上手くやれば落とせるという自信がついて、結構冷静になれるのです。で、はらはらとドキドキしながら撃てる位置になんとかたどり着いた。
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まだ見付かってはいないようだ。距離50ヤード、が、撃てない。枝のある低灌木越しに撃つと弾は弾かれてしまう。立ち上がって飛ぶ前に一瞬で撃てばいいさ。等と叫ぶ悪魔の誘惑を断ち切った。エアーライフル、しっかり狙っていてもなかなか当たらないのです。立ち上がった瞬間に撃って川鵜に当てるなんて、テレビドラマの世界でしか出来ないことです。見付からないように体をかがめて、ゆっくりと移動する。
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低灌木の隙間を見付けた。その隙間には柔らかい草しかない。スコープの倍率を4倍にする。4倍だと40ヤードで1ミルになる。0ミルから1ミルの間を弾は飛ぶ。スコープを覗く、川鵜君に照準を合わせても、0ミルから1ミルまでは小枝の隙間に入っている。で、当たったとしても柔らかな草だけになる。この草ならさほど弾道も変化しないだろうと勝手に決める。この黄色○を狙って立て膝で撃つ。パシューン。ボーンといい音が出た。途端に川鵜が飛び上がる。7羽の川鵜君が上流に消えた。此処の川鵜は撃つと大抵下流方向に逃げる。少し違和感はあったが1羽落とせた感激の方が勝った。意気揚々と引き上げる。興奮しすぎた。で、心配していた通りに川の中で足を滑らせた。が、神に守られた川鵜を撃った私が今は守られているようで銃は無事だったのです。
 続いてコロニーを廻る。1か所だけに川鵜君がいた。
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最近一度にこんなに多くの川鵜君を見たことがない。報告用の撮影をした瞬間に飛ばれた。まだ銃も出してはいない。見付かってはいない。理由は分からない。
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直後に白鷺の群れが入ってきたので何か関係があるのかも知れません。結局、見慣れない川鵜君は30羽発見できて、内5羽駆除出来ました。が、現われて1週間で消えてしまったのです。今居着きの川鵜君だと思っている川鵜君の中にも30羽の川鵜君の一部が紛れているのかも知れません。昨年はコロニーでの駆除許可が出たのが5月に入ってからでした、今年は4月から出ている。で、1か月早く許可が出たおかげで巣を作った直後から撃てました。管理する川鵜が居なくなると巣も消えてしまいます。木の上に綺麗な巣があれば、川鵜が帰ってきます、その瞬間に照準を合わせて一個づつ巣に戻る成鳥を駆除していきました。その為、中部のコロニーで昨年は多かった幼鳥を見かけることはほとんどありません。何処から来たのか川では胸の白い若鳥を見かけることがあります。最初の出会いで丁寧に狙えば素早く逃げることが無いので、格好の標的になります。ほとんど落とせます。が、ミスると厄介な成鳥に進化してしまいます。今年は川鵜君を見つけると、昨年までの行き当たりばったりで撃つのではなく、同じ所にまた現れる性質を利用して、その場に川鵜君が狙える銃座と銃座に通じる獣道を作るようにしました。川鵜君に見つからないように近づけ、結構な確率で駆除に成功しました。直ぐに出来る所と何時間も掛かる所と獣道作りも色々ですが、無駄にはなりません。駆除に成功しても、次々に川鵜君が入って来ます。そして以前いた川鵜君と同じ所に現れるのです。撃ち損じて自己嫌悪に陥っていても、同じ場所で同じシチュエーションがやって来るのです。以前のミスは忘れて再度チャレンジ、で、命中。途端に心が晴れます。やり直せるところがとってもいいのです。で、今年は心が軽い最良の状態で過ごすことが出来ています。銃座と獣道を作ったことで、今年は昨年に比べて成果がかなり出ています。中部の川鵜君は希少鳥獣になりつつあるのです。ほんとかな、私だけそう思っているのかもしれない。
 最近獲れるのは鹿ばかりです。
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猪君と違って結構弱いようです。気温の所為と考えています。中3日の見廻りでも死んでいました。昨年まで年間5匹は獲れなかったので、今年もその程度です。と、役場に申請していたら簡単に超えてしまいました。で、申請のやり直しです。一気に数を増やしたら、今度は全く獲れなくなってしまいました。ほら吹きじじいと呼ばれたくはないのですが。
 ほら吹きと言えば。唯一、猪君の出没する場所があります。な、なんと、小学校のグランドの上、中央の獣道です。
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先日3匹目を捕獲して、全部獲りました。と声高々に宣言したばかりなのですが、すぐに後釜の群れが入ってきたようです。ほら吹きじじいの噂が出る前に獲ってしまおうと、罠を仕掛けました。
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最初は赤色ラインの獣道を使っていて、赤色○の罠を空引きしたら、放棄してオレンジ色ラインの獣道を新たに作りました。罠をオレンジ色○に移動すると、すぐに空引き。今度は黄色ラインの獣道に変更したのです。罠も合わせて黄色○に移動したのですが、今度は、黄色の罠のところだけを残して、草ぼうぼうだった荒れ地をさんざんに掘りかえして綺麗に整地してしまいました。どうだと言わんばかりです。此処の猪君の悪意を感じます。それなら戦いだと、写真の右方向に、
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罠2個を追加して、6畳間くらいのところに合計罠3個を仕掛けたのですが、その日以来ぴたっと出てこなくなったのです。今日まで睨み合いが続いています。さあ勝つのはどっち。
 ドキッとしました。コロニーを見張っていた時に、けつの黒い白鷺を見付けたのです。その瞬間まで全く見たことはなかった。まさかコウノトリ?????
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白鷺を撃つことはないので、コウノトリがコロニーにいても間違えて撃つこともなく何も問題はないのですが、なぜか心配。ドキドキする。夕方で逆光でよく見えない。で、ズームを使って撮影し、家でPCで処理して拡大して、
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なんだろう、どう見てもけつが黒い白鷺。黒い理由は分からない。心配して、コウノトリがいると期待して、何か損をした気分。
 面白いこと。鳥の見廻りは大抵が夕方、夕日を浴びながらになる。で、夕日を浴びるアオサギを見付けた。
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4羽が羽を半開きにして夕日に向かって座禅を組んでいたのです。しばらく見ていたのですが、明らかに夕日に正対して方向を変えながら座禅を組んでいました。本当に面白い。
 今年好きな花は、あじさい、それも深い青色のあじさい。
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若かりし頃、見慣れているあじさいに目がいった。最初はなぜなのか分からなかった。視線が一点に釘付けになっている。そこに真っ青なあじさいがあった。その時こんなに青いあじさいもあるんだ。と心を打たれた記憶が残っている。記憶では霧雨が降っていることになっている。本当は晴れていたような気もする。何度も思い出そうとして記憶がごちゃごちゃに書き換えられてしまっているようです。毎年見たくて、園芸など全く無知なくせに、そのあじさいを庭に植えて青くなる肥料を沢山ぶち込んで、結局青色は出なくて、今は何本かあるあじさいのどれだったのかも分からなくなっている。で、他力本願。この時期、見廻りついでにあじさい探しをしている。が、未だに深い青色のあじさいを見付けられずにいる。それでもあじさいに会いたくて、
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あじさいが咲いている溜め池の見廻り回数が多くなっている。











# by fusco179 | 2018-07-03 23:59 | エアーライフル | Comments(0)

既にボケが始まっているのかも

 有害鳥獣駆除中のマグネット式看板を無くしてしまいました。記憶では車のドアから外して銃ケースと一緒に後部座席に確かに載せたことになっている。物忘れ対策で載せた直後に、銃はある、ポッドはある、看板も載せた、と確認作業をしている。が、次の場所に行って無いことに気付き、慌てて引き返すも道路上にも車の中にも見当たらない。忽然と消えてしまったのです。
 次は、レーザー距離計、初めて撃つ場所で距離を測ろうとしたら銃ケースに入っていなかった。記憶を一番新しいものから辿る、順番に探す。で、ようやく発見。が、そこは2日前に川鵜駆除で入った河川敷、よりによって見晴らしの良い草も何にもないところに落ちていた。1日前に土砂降りの雨が降っている。激しい雨に直接打たれているに違いない。若かりし頃、30気圧防水の腕時計を買ってご満悦、何時も着けていた。水泳中も激しい雨の日も、最悪なのは汚れを落とそうと勢いを一番強くした水道水で洗っていたこと、で、水が入って壊れてしまった。30気圧防水でも流水の圧力には耐えられない。生活防水レベルで土砂降りに耐えられる筈がないと思っている。せめて草の影に落ちていてくれたなら直接強い雨が掛からなかったのかも、と思っても仕方がない。今は作動していても何時壊れるか分からない。撃つ直前に壊れたら一大事。次を購入することにして色々聞いてみた、で、
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ニコンの40に決定。が、通販店に在庫がない2015年発売なので新しい機種に変わるのかとも思えたが、そうでもないらしい。納期は3週間から1か月、とても待てない。本体の色が黒色の方が使い勝手が良いので40iにしようかとも思えたが、角度など使わない機能に数千円も余計なお金は使えない。で、在庫を調べ廻ってようやく発見、購入出来た。同時に、不安が発生。電化製品は製造時点から劣化が始まる。製造年月日が分からない。これはひょっとして2015年製か。なら3年も経っている。が、レーザー距離計の寿命は分からないものの私が森の中で見失う方が早いと思え、考えないことにした。
 次は、バトラーキャップ。川に川鵜とアオサギ君が5羽いるとの通報。慌てて飛んでいく、車からそれ程離れなくて撃てる。が、初めての場所、手順が狂う。バトラーキャップを外してから銃を持ち出す手順を間違えた。撃つ前の距離合わせ、バトラーキャップが邪魔になる、外してポケットに入れようとしたら入らない。で車に戻り、ドアを開ければいいのに、時間を惜しんで屋根に載せた。撃った後、そのまま発進。2時間後に気付いて探すも見付からない、随分長い距離を車の屋根で過ごしていたようだ。使いにくかったキャップが無くなった、付けておくべきか止めようかの悩みが消えて心が急に軽くなった。バトラーキャップはフロントフォーカスのスコープには適さない。照準を合わせキャップを開いた状態でモノポッドに載せた銃を木に押しつけた際、上に跳ね上げたキャップが木に当たって動かされフロントフォーカスの距離を勝手に変えてしまう、大きく動いてピントがぼければ異変に気付くも、少々のピンぼけに気付くのは難しい。で、遠射は外れる。バトラーキャップはフロントフォーカスのスコープには付けない方が良いのです。で、考えた。単なるキャップにしよう。
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カメラ用のレンズキャップを購入しました。送料込みでも500円のしろもの。
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綺麗にはまって少々の振動ではびくともしない。問題は紐を付けるかどうか。嘗てカメラのキャップを何度も落としている。紐を付けることにしました。紐無しでなくす回数の方が紐が切れてなくす回数より遙かに多いと思えるからです。紐付きでもさほど邪魔にはならないのです。キャップを外すだけなのです。
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接眼部はバトラーキャップ、フロントはカメラ用レンズキャップの完成です。が、やっぱりキャップを外すのも少し面倒だ、いつまで我慢できることやら、今まで川鵜君を外した原因を全てこのフロントフォーカスの所為にしたいのです。サイドフォーカスだとバトラーキャップを跳ね上げるだけで撃て、キャップの位置も変わらないのです。面倒な問題は全て解決できるのです。メーカーさん、サイドフォーカスで、最短距離5ヤード以内で明るい50mmレンズのスコープを発売してください、瞬時に1個は売れますよ。
 次は、デジタルカメラ、やっと待ちに待った買い替えの時期がやってきました。このカメラ、性能等に全く不満はありません。サービスが良すぎるところに不満があるのです。誰が考えたのかメインスイッチでないところでも電源が入ってしまう余計な機能が付いているのです。
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メインスイッチです。凹んでいて少々ぶっつけても軽く押さえても主電源が入ることはありません。裏側です。
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スイッチは剥き出しです。この状態のまま胸のポケットに入れています。先日、神に守られた川鵜君がお気に入りだった川の上に出っ張った枝、何羽もの鳥が留っている。今まで見たことのない光景に、まずは写真を撮ってとカメラを取り出す。動かない。電池切れになっている。ええ、出る前にフル充電でポケットに入れたはずなのに電池切れなのです。スマホで写すと
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上手く写せないのです。近づいて再度挑戦。
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で、この程度、鳥はゴイサギの群れでした。神に守られた川鵜君を駆除してから、この付近で川鵜君を見かけることはなくなりました。上のコロニーの巣も、
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風に負けて崩れ去りました。この巣の写真のようにデジカメだと綺麗に写せるのです。電池切れは、山に入っている時ほどよく起きます。色々なところにぶつかるからです。ブッシュを掻き分けます。低灌木の木々を手で払いながら通ると、生い茂った枝が通すまいと通せんぼをするのです。それを強引に体で押しのけて通る。勝敗はお風呂に入った時に判明します。高齢者痛みセンサーが鈍感になっていて、お風呂で初めて膝のすりむけ、太腿の擦過傷、ふくらはぎに開いた小さな穴に気付くのです。後でズボンを見ると小さな穴が沢山開いている。現場では全く気づいていません。で、真夏でも厚手の生地のズボンを使っているのですが、傷は絶えません。こんなに苦労した時ほど発生します。笹と竹と低灌木がごちゃごちゃに生えていてとっても厄介な雑木林。5月下旬に猪君が掛かっていた。直接は近づけなくて、新たな道を小さな縄切り鎌とゴム手袋で切り開いた。両手は擦り傷、切り傷でゼブラ模様、ゴム手は穴だらけになった。
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その悪戦苦闘の末、ようやくたどり着き、カメラを取り出す。う。電池切れ。またか、何時もこれだ。と腹を誰に立てて良いのか分からない。原因は、
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背面にあるボタン。大作戦の後ほど電池切れが大発生する。せっかく主電源のボタンをへこませて勝手に電源が入らないように工夫していても、背面の、それも出っ張っていてちょっと触れるだけでスイッチがオンになるようなボタンで主電源が入るようにしたのでは何の意味もない。それも複数個。ポケットに入れていていつの間にか電源が入っている。気付くのが遅れれば電池切れになる。メーカーに問い合わす、回答は省エネに変更してください。やってみたが結果は同じ。再度問い合わせ、カバーを購入してください。カバーを付ければ絶対に勝手に電源が入ることはありませんね。保証出来かねます。背面スイッチで電源の入らないようにする手だてはありませんか。たとえばプログラムを書き替えるとか。ありません。で、短気な高齢者ベストショットを逃す度に、よく調べもしないでこの機種を買ったあなたが悪いと自身を責めながら我慢に我慢を重ねて使い続け、3年使ってようやく買い替える気になったのです。が、またしても問題が、最新機種のどのカメラがメインスイッチだけでしか電源が入らないのかが分からない。簡単なカタログだけでは調べようがない。気に入った機種を決めてからその機種だけを調べることにしたが、ライフルスコープのカタログにも最短距離が表示されているものが少ない、カメラのカタログには電源の入るボタンが明記されていない、と自分の都合に合致したカタログがないのは世の中が悪いのだ、と訳も分からない変な理由をぶち上げて、それが正しく思え始めて腹を立てている。もの忘れのひどい高齢者、とうとうほんまもんの高齢者になったようです。
 農道は遠回りになるので草地に作った私専用の見廻り近道、いつの間にか獣道にされてしまいました。
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最初は何もなかった。腰の高さまで生い茂った草を上から踏みつけて農道と農道を繋ぐ私専用の踏み分け道を作ったのです。罠までの道のりがとっても近くなってご満悦。が、農家の方から新しい獣道を見付けたぞー。と連絡があった、それ私の獣道です。と説明する時の恥ずかしかったこと。最初に通るのはもちろん私だけだった。が、いつの間にか私以外の何かが通ったような草の茎が折れた跡を見付けた。次に猪君の足跡が付いた。私は猪君達が通る獣道は通らないようにしている。横切る時もその上を飛び越すようにしている。罠を仕掛ける目的があるので仕方のないことなのですが、獣道を使って森を歩くのが一番楽ちんなのは事実です。なのに、心は、勝手に使うな。と空に向かって吠えている。で、ふと気付いたことが。人間は牛、豚、鶏を食用にしている獣なのだと。人間が獣なら獣が作った獣道を他の獣が通ってもおかしくはない。が、人間は猪君にとっては上位捕食者に分類される筈、その最強の捕食者が作った道を通るだけならまだしも、
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その真ん中に寝屋を作って昼寝をするのは許せない、草もかなり枯れているので結構大きな猪君が何度か使っていたのでしょう。なんて奴だ。獲ってやる。と心が叫ぶ。で、掛かっていてくれと念じながら、その先にある罠を見に行く。がくっときた。
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黄色が本道で○は罠の位置、オレンジ色の脇道が出来ていたので、通れないように脇道に落ち枝を何本も積んでいました。猪君、本道の罠の直前で立ち止まり、鼻で突っついたのか罠は空引き、脇道の積まれた枝を折りながらその上を強引に通っていたのです。ぬぬぬー。此奴ただの猪ではないな。ここは少し手前から獣道が3本に枝分かれしている、左には罠があり既に3匹捕獲し、まだ使われている。右は鹿が掛かってから放棄されてしまった。おそらく此奴自信満々でこの真ん中の獣道を通る。ならば、
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通ってみろと集められるだけの枯れ枝を集めて・・・でも集められたのはたったの5本、脇道に積みました。もう本道しか通れません。どう回避するのでしょうか。楽しみです。回避された後で罠2個を増やし、中央に2個、左右に1個の罠で全ての獣道を塞ぎます。最初は通らなくなるのでしょうが半年も待てば掛かる気がしています。私は、最強捕食者に成ろうとしているのです。最強捕食者を目指すのですが、今から間に合うかどうか。

# by fusco179 | 2018-06-15 23:08 | エアーライフル | Comments(0)



退職と同時に始まった迷走する日々の記録

by 中部
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